松山18位後退、3ボギー先行もバーディー締めでイーブン 首は回復傾向

[ 2022年8月22日 02:30 ]

米男子ゴルフツアー プレーオフ第2戦BMW選手権第3日 ( 2022年8月20日    米デラウェア州 ウィルミントンCC=7534ヤード、パー71 )

12番、ショットを放つ松山(AP)
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 3打差11位から出た松山英樹(30=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの71で回り、通算5アンダーで首位と7打差の18位に後退した。65で回ったパトリック・カントレー(30=米国)が通算12アンダーで単独トップ。今大会は年間ポイント70位まで(出場68人)で争われ、予選落ちはない。松山は現在ポイント15位で、大会後の上位30人が最終戦のツアー選手権(25日開幕)に進む。

 グリーン上で苦戦し、3ボギーが先行した序盤。松山はそこから粘りのプレーを展開した。最終18番パー4で残り131ヤードの第2打を40センチにつけてバーディー締め。大歓声に笑みを浮かべ、イーブンパーに戻してホールアウトした。

 「ドタバタしながら大変な一日。昨日までと違って、パッティングが少しずれていた」。1、2番ともに2メートルを外し、7番も3・5メートルのパーパットを外した。流れを変えたのは9番だ。グリーン手前エッジから、18メートルをパターでねじ込んでバーディー。後半は2つスコアを伸ばした。

 不安を抱える首は「だいぶ良くなってきている」と明かす。まだ万全の状態とは言えないが、「いいプレーをして、最終戦にいい形で挑めるようにしたい」と、意欲的に語った。

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2022年8月22日のニュース