松山復帰 初日34位も「楽しかった」前週首痛で欠場…痛み「なくなることはない。寝るのが怖い」

[ 2022年8月20日 02:30 ]

米男子ゴルフツアー プレーオフ第2戦BMW選手権第1日 ( 2022年8月18日    米デラウェア州 ウィルミントンCC=7534ヤード、パー71 )

第1ラウンド、3番、ティーショットを放つ松山(AP)
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 前週を首痛で欠場した松山英樹(30=LEXUS)は4バーディー、3ボギーの70で回り、1アンダーで首位と6打差の34位で滑り出した。キーガン・ブラッドリー(36=米国)が64をマークして7アンダーでトップ。今大会は年間ポイント70位まで(出場68人)で争われ、予選落ちはない。松山は現在ポイント15位で、大会後の上位30人が最終戦のツアー選手権(25日開幕)に進む。

 前週の首痛による欠場からの復帰戦。松山は痛みが「なくなることはない」という中でのラウンドだった。上位発進とはいかなかったが、18ホールを終えてホッとした表情。「大変だった。なかなか思うようなショットが打てなくて苦しかったけど、楽しかった」と胸の内を明かした。

 1番パー4は第1打を右に曲げながら、5メートルを沈めてバーディー発進。「一回もいいショットはなかった」と振り返るが、7番パー3で80センチ、パー4の16番では1メートル強につけるなど、随所で持ち前のショット力が光った。

 体の状態は完全ではなく、「寝るのが怖い」という。「でも、これくらいなら72ホールできると思う。早めに休んで回復させたい」。第2日以降に備えてラウンド後の練習はせず、コースを後にした。

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2022年8月20日のニュース