ラグビー女子7人制のアザレア・セブンにウクライナ人選手が加入

　静岡県のエコパを拠点に置く7人制女子ラグビーチームのアザレア・セブンに12日、ウクライナ人のナタリア・コザチュク（24）の加入が決まった。チームの運営母体のアザレア・スポーツクラブと静岡県ラグビー協会が共同で発表した。

　クラブによると、補強と国際交流および、ロシアの侵攻を受けるウクライナの人道支援の観点も含め、関係者を通してウクライナ人の加入希望者を探していたところ、5月にコザチュク本人から希望があり、受け入れの準備を進めてきた。7人制でのポジションは主にプロップという。

　ポーランドのワルシャワからきょう13日に来日予定。ウクライナ避難民ビザ（90日間）で入国後、避難民特例で就労ビザ（1年）取得を予定している。出入国在留管理局などで必要な手続きを済ませた後、チーム合流の運び。

　アザレア・セブンは19年3月22日に本格的に活動開始。今年5月の太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ第2戦静岡エコパ大会にゲストチームとして参加して13位。同シリーズにコアチームとして参加を目指している。