田中希実 世界選手権へ「自信持って臨みたい」 日本選手権1500m3連覇呼んだ「朝にパンケーキ」

[ 2022年6月14日 05:20 ]

陸上・世界選手権代表記者会見

日本代表の新ユニホームを着て写真撮影に応じる(左から)橋岡優輝、泉谷駿介、広中璃梨佳、田中希実、三浦龍司、黒川和樹、村竹ラシッド
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 陸上の世界選手権(7月15日開幕、米オレゴン州)代表に決まった選手が13日、大阪市内で記者会見を開いた。12日までの日本選手権で女子1500メートル、5000メートルを制した田中希実(22=豊田自動織機)は、国内2冠の自信を持って挑むことを決意。男子100メートル代表のサニブラウン・ハキーム(23=タンブルウィードTC)は海外遠征のため出席しなかった。

 3種目に出場した日本選手権の疲れを見せることなく田中がスッキリした表情で大舞台へと意気込んだ。800メートルは2位にとどまったが、1500メートルと5000メートルを制して国内2冠。2度目となる世界選手権では両種目での決勝進出を目標に掲げており「自信を持って臨みたい。日本選手権を超えるレースをできれば」と語った。

 重圧などから不安や恐怖もあった今大会。3連覇が懸かった1500メートルの前には「イライラしていて朝にパンケーキを食べました。食べた瞬間、頬が緩んだ」と意外な一面も明かした。今後は22日から始まるホクレン・ディスタンスチャレンジ(北海道)への参戦も計画中。実戦中心で仕上げる普段通りのスタイルを貫き、オレゴンで結果を残す。

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2022年6月14日のニュース