島田麻央、新年齢制限で26年ミラノへの道断たれる 名前由来の浅田真央さんも06年トリノ出られず

[ 2022年6月7日 18:17 ]

島田麻央
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 真央に続き麻央も、目指す夢舞台の前にルールが立ちはだかることになった。

 国際スケート連盟(ISU)は7日、タイのプーケットで開いた総会で、フィギュアで冬季五輪などに参加できる選手の年齢制限を現行の15歳から17歳以上に変更することを決定。新シーズンが始まる7月1日より前に、17歳に達することが条件となった。女子で4回転ジャンプを跳ぶ島田麻央(13=木下アカデミー)は08年10月30日生まれで、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪シーズンが始まる25年7月1日は16歳で迎えるため、同五輪には出場できない。

 島田の母が浅田真央さんのファンだったため、「麻央」と名付けられた。名前の由来となった浅田さんは06年トリノ五輪シーズンにGPファイナルを制すなど絶好調だったが、シーズン開始での15歳を満たせずにトリノには出られず。浅田さんはその後、10年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得、14年ソチ五輪でもフリーで伝説の好演技を披露し、日本に感動を呼んだ。

 
 特に女子はトップ選手の低年齢化が顕著で、高難度ジャンプによる故障の増加などもあり、10代で現役に別れを告げるケースも。ISUが状況を問題視している中、北京五輪で当時15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア)のドーピングが発覚し、ルール改正へ動く決定打となった。

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2022年6月7日のニュース