ラグビー日本代表・坂手淳史 共同主将として決意「行動で示しながら」宮崎合宿の全体練習スタート

[ 2022年6月7日 05:31 ]

練習後の囲み取材に応じる共同主将の坂手
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 ラグビー日本代表は6日、宮崎市で行っている合宿を報道陣に公開した。練習後には共同主将を務めるフッカー坂手淳史(28=埼玉)が取材対応。チームをけん引する立ち場として「行動で示しながらみんなを引っ張っていきたい」と決意を示した。

 合宿は3日からスタートしていたが、全体練習はこの日が初めて。FW陣はスクラムやラインアウトなどの動きを確認した。坂手は「新しいメンバーがたくさんいるので、コミュニケーションを取りながら“ジャパンラグビーを理解した上でそれを遂行できるように”というのが、この合宿の大きな目的」と語った。

 帝京大の先輩であるSH流大(29=東京SG)とともに担うことになった共同主将という大役。リーグワン決勝を戦った翌日の5月30日、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチからオンラインミーティングの場で指名され、「日本人にしっかりとリーダーが必要」と伝えられたという。

 重圧については「あります」としたうえで、「ただ、あまり考えすぎずに自分らしくやっていきたい」と見据えた。18日のウルグアイ戦(秩父宮)から、今夏のテストマッチがスタートし、来月には強豪フランスとも対戦する。日本代表通算27キャップのフッカーは「ワクワクする。世界の強豪とスクラムを組むのは楽しみ」と声を弾ませた。

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2022年6月7日のニュース