全仏OP混合複 柴原が決勝進出、日本人25年ぶり快挙 初コンビのコールホフと快進撃

[ 2022年6月2日 05:15 ]

混合ダブルス準決勝に勝利した柴原(右)、コールホフ組
Photo By 共同

 テニスの全仏オープン第11日は1日、パリ・ローランギャロスで行われ、混合ダブルス準決勝で第2シードの柴原瑛菜(24=橋本総業)、ウェスレイ・コールホフ(33=オランダ)組が第3シードのガブリエラ・ダブロウスキー(30=カナダ)、ジョン・ピアース(33=オーストラリア)組に6―3、6―4でストレート勝ちした。車いすの部女子シングルス準々決勝では昨年準優勝で第2シードの上地結衣(28=三井住友銀行)が大谷桃子(26=かんぽ生命)を7―6、3―6、6―2で下した。

 混合ダブルスで柴原が日本人として四半世紀ぶりに決勝に駒を進めた。第1セットは先にブレークを許したが、第5ゲームから5ゲームを連取。第2セットも安定したプレーを続けて試合時間1時間8分で快勝した。全仏のこの種目での日本人の決勝進出は97年の平木理化以来25年ぶりで、4大大会でも99年全米の杉山愛以来。今大会で初めてコンビを組むコールホフとの連係は試合を重ねるごとに向上。4大大会の最高成績は青山修子(近藤乳業)と組んだ女子ダブルスでの4強(21年ウィンブルドン、22年全豪)でグランドスラム初タイトルに王手をかけた。

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2022年6月2日のニュース