ゲーム主将のFB尾崎晟也が9日の大阪戦へ気合「細かいところを追求」ラグビーリーグワン

オンライン取材に応じる東京SGの尾崎晟也
Photo By スポニチ

　ラグビーリーグワンの東京SG（旧サントリー）で9日の大阪（旧NTTドコモ）戦（東京・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場）で今季2度目のゲーム主将を務めるFB尾崎晟也（26）が7日、オンライン取材に応じ、「ここまでやってきたベースを元に、細かいところを追求（する試合に）したい」と意気込みを示した。

　東京SGはレギュラーシーズン5試合を残して首位に立つ。上位4チームによるプレーオフ進出へ迫っているが、大阪戦は先発に23歳のWTB仁熊秀斗、リザーブに出場すればデビュー戦となる23歳のフランカー箸本龍雅ら、フレッシュなメンバーが名を連ねた。試合週の始まりからチームをリードしてきた尾崎晟は「基本的には普段からリーダーシップを取っている。無理に引っ張ろうとかはない」としつつも、若手選手には「プレー中やグラウンド外のコミュニケーションを取っている」と、気持ち良くプレーできるように心掛けていることを明かした。

　今季はニュージーランド代表のダミアン・マッケンジーが加入。それに伴い右WTBでのプレーが多かったが、この試合ではマッケンジーがSO、尾崎晟がFBで同時先発する。同じ26歳の“ほほ笑みの貴公子”とは「練習でもクラブハウスでも、よくコミュニケーションを取る」といい、プレー面では「やっぱりボールに良く触っている印象がある。自分にも取り入れている」と助言をもらいながら参考にしているという。チーム内では「親しみやすくて、いじられキャラクター」というマッケンジーとともに、チームを11勝目へと導く。

　○…9日の試合は東京SGのホストゲームで、「『カイテキ　を　カタチに。』三機工業マッチデー」として行われる。開場時間は午前10時を予定。当日はキックオフ前にこの4月に新加入したプロップ細木康太郎（帝京大卒）、FB雲山弘貴（明大卒）、フランカー山本凱（慶大卒）、FB河瀬諒介（早大卒）、プロップ小林賢太（早大卒）のお披露目トークショーも開催予定。リーグでもダントツとの呼び声高い超大物ルーキーズの第一声に注目だ。またキックオフ60分前までの入場で、サントリー製品1年分が当選する抽選プレゼント企画なども行われる。詳しくは東京SG公式ウェブサイトのお知らせページ（https://www.suntory.co.jp/culture-sports/sungoliath/news/2022c/20220409DFS.html）まで。