古江、3週連続Vならず3位 魅せた猛チャージ5バーディー68に満足感「いいゴルフで終われた」

[ 2021年11月1日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディース最終日 ( 2021年10月31日    埼玉県 武蔵丘GC=6650ヤード、パー72 )

2番、ティーショットを放つ古江彩佳(撮影・西尾 大助)
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 ツアー史上3人目の3週連続優勝に挑んだ古江彩佳(21=富士通)は、68とスコアを伸ばし3位に入った。

 1番のバーディー発進でリズムをつかむと5バーディー、1ボギーで回り5位から順位を上げた。快挙は逃したものの「悔しいは悔しいけど(3連勝は)本当に難しいことだと思うのでトップ10で上がれたことは良かった」と淡々と振り返った。

 ショットの安定感が抜群だった。最終日は14ホール中13ホールでフェアウエーをキープし、14ホールでパーオンに成功した。3日間ともアンダーパーをマークし「全部アンダーで回れたし、最終日に一番スコアを伸ばせたのも凄く良かった。最後にいいゴルフで終われたかな」と満足感もにじませた。

 賞金ランキングで2位につける。賞金520万円を加算し、今大会を欠場したランキング1位の稲見との差を約1690万円に縮めた。今年から4日間トーナメントとなり、賞金総額2億2000万円、優勝賞金3300万円を誇る次戦TOTOジャパンクラシックで逆転する可能性が出てきた。

 古江は「全然考えていない。今後も楽しみながら自分のプレーができればいい」と言いながらも「賞金女王になりたい気持ちはある?」と聞かれると「ありはします」とビッグタイトルに対する意欲をのぞかせた。

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2021年11月1日のニュース