スケボー白井空良、パリ五輪へ再起「あのままじゃ終われない」

[ 2021年10月28日 15:44 ]

相模原市役所を訪問したスケートボード東京五輪代表の白井
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 スケートボード男子ストリートで東京五輪代表の白井空良(19=ムラサキスポーツ)が28日、地元の相模原市役所を訪問し、24年パリ五輪への思いを口にした。

 新競技として採用された東京五輪は9位でまさかの予選落ち。直前に開催された世界選手権では銅メダルを獲得し、表彰台の期待を背負って臨んだだけに「思うような結果が残せず、やりたかった技が一つもできなかった。やってしまった」と悔いが残る結果となった。他の国際大会とは異なる注目度と重圧に試合前は眠れない日々が続き、「五輪は全然違う」と痛感したという。

 試合直後は「こんな滑りを見せるくらいなら…」と失意を隠せなかったが、すぐに3年後のパリ五輪へ気持ちを切り替えた。「考えていても仕方ないので。あのままじゃ終われない。3年後にリベンジしたい」。現在は猛練習の日々。複数の新技にも挑戦しており、「全部の技を変えて、もう1回仕込み直してから次に挑みたい」と再起を誓った。

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