松山 震災から10年の11日開幕大会へ調整「プロなので結果出すしかない」

[ 2021年3月11日 05:30 ]

練習ラウンドで調整する松山
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 米男子ゴルフのプレーヤーズ選手権は11日にフロリダ州のTPCソーグラスで開幕する。松山英樹(29=LEXUS)は9日、アウト9ホールをラウンドして調整した。

 開幕日の11日で東日本大震災から10年。当時は東北福祉大1年で、前年に出場権を得たマスターズに備えオーストラリアで合宿中だった。被害を憂慮し迷いながらも翌月のマスターズに初出場。27位で日本人初のベストアマに輝いた。松山は「もう10年もたつんだなと思う。何ができるか分からないけどプロゴルファーなので結果を出すしかない」と感慨深げに話した。

 この大会は5回出場し全て25位以内。コロナ禍で2日目以降が中止になった昨年は初日にコースレコードに並ぶ63を出し、暫定首位に立つなど相性がいい。「2位とか3位ではあまり日本で報道されないと思うので優勝できるように頑張りたい」と4年ぶりのツアー6勝目に照準を定めた。

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