トヨタ自動車FBルルー Nコムのハーフ団を警戒 28日に対戦

[ 2021年2月23日 22:08 ]

28日のNTTコム戦に向けオンライン取材に応じたトヨタ自動車のFBウィリー・ルルー
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 ラグビートップリーグ(TL)のトヨタ自動車が23日、オンラインで報道陣向けの合同取材会を開き、20日の開幕戦・東芝戦で85メートルの独走トライを決めるなどして勝利に貢献したFBウィリー・ルルー(31)は「ファンの前でプレーできたことがうれしい。(出身の)南アフリカでは今、ファンがいない(無観客)ので。チーム全員がプレーできることを楽しめている」と語った。

 ルルーは15年から2シーズン、キヤノンでプレーし、トヨタ自動車には昨季から所属。チームにはFWに元ニュージーランド代表主将のキアラン・リード、現オーストラリア代表主将のマイケル・フーパーと“2大巨頭”が君臨するが、ルルーの存在感や世界的名声も、何ら2人に劣らない。

 19年W杯の優勝メンバーでもあるバックスの要は、初優勝を目指すチームに必要なことを問われると「(チームの選手)50人全員が同じゴールを目指すことが大事。(試合の)メンバーに選ばれる、選ばれないに関わらず、同じジャージーを着る限り、同じ目標を持つことが大事」と“ONE TEAM”の重要性を説いた。

 トヨタ自動車は28日の第2節で、NTTコムと対戦する。元スコットランド代表主将のSHグレイグ・レイドローらを擁する相手については「ハーフ団のマネジメントがうまく、プレーのオプションも多いので、対処をしっかり準備しないといけない」と警戒した。

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2021年2月23日のニュース