スーパー中学1年生・松島、張本超え最年少Vならず「相手が強かった」

[ 2021年1月15日 05:30 ]

卓球 全日本選手権第4日 ( 2021年1月14日    大阪市・丸善インテックアリーナ大阪 )

篠塚(手前)に敗れて準々決勝敗退となった松島(撮影・北條 貴史)
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 スーパー中学1年生の松下輝空(そら、13=エリートアカデミー)は、男子ジュニアは準々決勝で、男子シングルスは3回戦で敗れた。両種目で張本智和(17=木下グループ)の記録を塗り替えることはできなかった。男子ジュニアは浜田一輝(17=愛工大名電高)が初優勝。女子ジュニアは大藤沙月(16=四天王寺高)が連覇した。

 松島はジュニア準々決勝で愛工大名電高2年の篠塚に逆転で敗れ、張本の最年少優勝記録(14歳205日)は追い抜けなかった。

 「自分ができるプレーは全て出したので、相手が強かったです」

 試合後はぼうぜんとしていたが、午後の初戦だったシングルス2回戦で35歳の岩城にストレート勝ち。相手に「年上かと思った」と言わせる完勝も、3回戦はまた愛工大名電高2年の岡野に完敗し、「勝たないといけない相手に負けたのが悔しい」と膨れ面だった。

 大人も出るシングルス。中1で2勝すれば張本と並ぶ勝利数だったが、昨年同様1勝止まり。「次に大会があったらいい成績を残せるように頑張りたい」。未来の五輪候補は、悔しさを糧にする。
 

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2021年1月15日のニュース