【玉ノ井親方 視点】正代、前に出る相撲取れれば安定

[ 2020年11月9日 05:30 ]

大相撲11月場所初日 ( 2020年11月8日    両国国技館 )

若隆景(右)を突き落としで破る正代(撮影・村上 大輔)
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 正代は硬さが見られた。誰でも初日は緊張するもの。ましてや新大関。プレッシャーは普段以上にあったと思う。新鋭の若隆景にうまくおっつけられ、もろ差しに入られて押し込まれてしまった。土俵際の突き落としで勝ったが、内容は褒められるものではない。それでも初日を落とさなかったのは大きい。勝ったことで2日目からは違った気持ちで取れるはずだ。

 腰高で胸から当たる立ち合いはいつものこと。今場所の体つきは、ハリがあっていい印象を受ける。立ち合いで相手の腕をはね上げ、素早くもろ差しになって前に出る相撲が取れれば、内容は安定する。

 今場所は2横綱が不在で大関陣への期待は大きい。ただ、それを意識し過ぎると自分の相撲を取れなくなる。一日一番、目の前の相撲に集中することが大事だ。(元大関・栃東)

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