五輪組織委「連携をより密に」国内競技団体と協議会

[ 2020年6月16日 16:11 ]

五輪マークと国立競技場
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は16日、五輪とパラリンピックの国内競技団体(NF)との協議会をオンラインで開催した。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、来夏に延期となった夢舞台に向けて組織委が大会の準備状況などを説明し、NFが抱える懸念事項などをヒアリング。岡崎助一スポーツ・コーディネーション・オフィサーは「NFのみなさんとの連携をより密にしながら、大会の準備に向けていく必要があるということを強く強く感じた」と話した。

 五輪、パラリンピックともにコロナ対策が課題。NFごとにガイドラインを策定しているところだが、室伏広治スポーツディレクターは「IF(国際連盟)も含めて対策を講じて、安全安心な環境を作るということで情報共有していく」と説明。パラリンピックのあるNFからはコロナ対策の情報プラットフォームを作り、知見の共有化を求める意見もあったという。

 大会の簡素化に伴う参加者の削減について、高谷正哲スポークスパーソンは「競技団体として早めに情報共有があればできる限りの協力、IFとの連携をしていきたいという趣旨の発言があった」と明かした。

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