紀平梨花 オーサー・コーチに師事 羽生“妹弟子”で北京五輪へ「絶対に成長できると考えて決めた」

[ 2020年6月14日 05:30 ]

北京冬季五輪で金メダルを狙う紀平
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 フィギュアスケート女子で18年GPファイナルに優勝した紀平梨花(17)が打倒・ロシア勢へ、冬季五輪男子2連覇の羽生結弦(25=ANA)らを指導するカナダ人のブライアン・オーサー氏(58)に新たに師事することが13日、分かった。紀平は那覇市内で取材に応じ「(2年後の)北京五輪へ向けて絶対に成長できると考えて決めた」と語った。

 浜田美栄氏が従来通りメインコーチを務めてプログラム全体を見る。オーサー氏は第2コーチになる。4回転ジャンプの幅を広げることが最大の目的で、新型コロナウイルスの影響による入国制限が解除され次第、7月にもトロントのクリケットクラブで練習を行う予定だ。

 本番での成功が秒読みのサルコーと、新たに加えたいトーループの2種類の4回転ジャンプ習得が今季の目標。名コーチの門下生になることで技術指導を受けられるだけでなく、羽生らの4回転ジャンプを見てイメージを高められる。在籍する通信制のN高校の本校がある沖縄から、カナダに目を向け「新たなスピンやステップからのジャンプなども学びたいし、トップ選手の動きを見てたくさんのことを吸収したい」と意気込んだ。

 北京五輪金メダルの夢を叶えるために、昨季のGPファイナルで表彰台独占を許したロシア勢に今季中に一矢報いたいところだ。「超えないと北京五輪でも優勝をつかめないんだと意識して、今回は負けないと自信を持てる状態で試合に臨めるように練習したい」と対抗心を燃やした。2種類の4回転をマスターして、五輪プレシーズンに挑む。
 
 ▽オーサー門下生  現役時代には男子シングルで84年サラエボ、88年カルガリー五輪2大会連続銀メダルを獲得したカナダ人のオーサー・コーチのもとには羽生を筆頭にトップ選手が集う。過去には10年バンクーバー五輪女子金メダルの金妍児キムヨナ(韓国)、18年平昌五輪男子銅メダルのハビエル・フェルナンデス(スペイン)らを指導。現在、男子では表現力に定評があるジェイソン・ブラウン(米国)、4回転サルコーの評価が高い車俊煥チャ・ジュンファン(韓国)、女子は平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)などがいる。

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