パラカヌー瀬立モニカ 4月から筑波大復学発表「文武両道を目指して」

[ 2020年4月24日 11:41 ]

瀬立モニカ
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 肢体不自由の選手が対象のパラカヌーで東京パラリンピック内定の瀬立モニカ(22=江東区協会、KL1)が23日、東京大会に向けて競技に専念するために休学していた筑波大体育専門学群へ、4月から復学することを自身のSNSで発表した。復学の主な理由として、休学年数や東京大会の延期を挙げ「大学での学びを競技に活かせるチャンスをいただいたと思い、文武両道を目指して精進してまいります!」とコメントした。

 東京大会本番までに、再度休学するか、卒業するかどうかなどは未定。筑波大は新型コロナウイルスの影響で授業開始時期が延期になっており、「まだJD(女子大生)感はありませんが、改めて勉強出来ることを幸せに感じたいと思います」とつづった。

 ◆瀬立 モニカ(せりゅう・もにか)1997年(平9)11月17日生まれ、東京都江東区出身の22歳。中学から江東区カヌー部に所属。東京国体を目指すも、高校1年のとき体育の授業中に事故に遭い両下肢まひに。1年のリハビリを経て高校2年で競技復帰。16年リオデジャネイロ・パラリンピックではパラカヌー競技歴2年で、日本選手初のパラリンピック出場を果たし8位入賞した。

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2020年4月24日のニュース