神鋼SOダン・カーター、事実上の退団表明「この2年間は素晴らしい時間だった」

[ 2020年4月18日 05:30 ]

神戸製鋼のSOダン・カーター
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 ラグビーの世界最優秀選手賞を3度受賞した神戸製鋼のSOダン・カーター(38=ニュージーランド)が17日、自身の公式インスタグラムで事実上の退団を表明した。「クラブやファン、チームメートにありがとうと言いたい。この2年間は競技人生の中でも素晴らしい時間だった」などとつづった。

 引退は明言しなかった。昨季、15季ぶり優勝に貢献し、リーグMVPを獲得。2年契約の最終年だった今季は、新型コロナウイルスの影響でシーズン途中で中止になり、3月中旬に帰国していた。

 神鋼の福本正幸チームディレクターは「まだ話し合いができていない」と驚きを隠さなかった。ただ、カーターは“単身赴任”で来日しており、家族との時間を優先するためにチームを去るとみられる。チーム改革の立役者、スミス総監督は来季も指揮を執る。

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