メイジ 22季ぶり大学日本一 田中監督「部員126人の努力とハードワークが最高の形で現れた」

[ 2019年1月12日 16:05 ]

ラグビー第55回全国大学選手権決勝 ( 2019年1月12日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<明大・天理大>優勝し歓喜する明大フィフティーン (撮影・久冨木 修)
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 関東大学対抗戦3位(4位扱い)の明大が関西リーグ1位の天理大を22―17で下し、1996年度以来、22季ぶり13度目の優勝を飾った。1984年度の同志社大以来、関西勢としては34季ぶり、チームとしては初の優勝を目指した天理大は、あと一歩届かなかった。

 試合は開始2分過ぎ、天理大がゴール前ラインアウトから逆目サイドをフッカー島根主将(4年)が突いて最初のトライを挙げた。両チームが得意とするスクラムでは、総重量では軽い天理大が有利に組み、序盤から明大の苦戦が予想された。しかし同7分、明大はラインアウトから攻撃を継続して前進すると、FB山沢(2年)の飛ばしパスがWTB山崎(3年)に渡り、右サイドラインを駆け抜けて同点トライ。同22分にもラインアウトからのサインプレーでWTB高橋(4年)が抜け出して勝ち越し。12―5で前半を折り返した。

 後半は15分にPGで3点を加え、同21分にはフッカー武井(3年)がトライを挙げてリードを広げた。その後2トライを許して5点差に迫られたが逃げ切った。

 自身も3年生スクラムハーフとして、22季前の優勝に貢献した田中澄憲監督は「部員126人の努力とハードワークが最高の形で現れて、非常にうれしいです。多くのファンのみなさんの応援が、選手にエネルギーを与えてくれました」と喜びを表現した。

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2019年1月12日のニュース