アジア大会結団式 山県主将、地元広島元気に「金メダル狙う」

[ 2018年8月14日 05:30 ]

アジア大会日本代表選手団結団式で団旗を授与される上野(右から4人目)と山県(同2人目)=撮影・小海途 良幹
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 ジャカルタ・アジア大会(18日開幕)に出場する日本選手団の結団式が13日、東京都内のホテルで行われ、選手団の主将を務める山県亮太(26=セイコー)は「日本が頑張ることで2年後の東京五輪、パラリンピックへの機運が高まってくると思うので頑張りたい」と意気込みを語った。

 主将としてチームジャパンを率いる一方で、西日本豪雨で被害を受けた出身地の広島への思いも胸に抱く。「私事ですが…」と前置きした上で「全力を尽くすことでたくさんの人に希望、前向きな気持ちになってもらえるように結果を出したい」と決意を語った。欧州遠征を途中離脱する要因となった脚の不安も解消済みだといい「100メートルと400メートルリレーで金メダルを狙う」と力強く2冠を誓っていた。

 ≪男子主将は右代≫陸上の日本代表の主将に男子が十種競技の右代啓祐(32=国士舘ク)、女子が短距離の福島千里(30=セイコー)のベテラン2人が選ばれた。10年広州大会で2種目金メダルの福島は「アジア大会でもう一度金メダルを獲れるように頑張りたい」と意気込みを語った。日本選手権後から万全の調整を続けてきたといい「レースをするたびに調子を上げていきたい」と視線の先に金メダルを見据えている。

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