板井圭介さん死去 62歳 元小結、八百長疑惑を告発

[ 2018年8月14日 23:44 ]

死去した板井圭介さん
Photo By 共同

 大相撲の元小結板井で、引退後に自らの関与を含め八百長を告発した板井圭介(いたい・けいすけ)さんが死去したことが14日、分かった。関係者が明らかにした。62歳。大分県出身。14日に東京都内の自宅で倒れているのを関係者が発見し、その後、死亡が確認された。

 実業団を経て、1978年秋場所初土俵。突き、押しを武器に序ノ口デビューから26連勝をマーク。79年秋場所で新十両、80年秋場所で新入幕を果たした。殊勲賞、技能賞を1度ずつ獲得。91年秋場所で引退した。

 2000年に週刊誌などで大相撲の八百長の存在を告発した。08年には記事を巡る裁判に証人として出廷し、自らの八百長への関与を認めた。

続きを表示

2018年8月14日のニュース