松山 最後に意地も悔しさ、続く試行錯誤「良くなっていけば」

[ 2018年8月14日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー 第100回全米プロ選手権最終日 ( 2018年8月13日    ミズーリ州 ベルリーブCC=7316ヤード、パー70 )

最終ラウンド、4番でバンカーショットを放つ松山(共同)
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 ホールアウトした時間は午後0時半。ウッズら上位陣がスタートする前に松山は大会を終えた。最終日は4アンダーと意地を見せたが「今くらいの時間に出たかった。それが今できない悔しさがある」と唇をかんだ。

 この日も前半はティーショットが乱れた。「腹が立った」という4番は、第1打を左ラフに打ち込むとグリーン手前のバンカーにも入れ、痛恨のダブルボギー。それでも後半は復調の兆しを見せた。11番パー4ではピン左に1オンし、6メートルを沈めてイーグル。18番も2打目を1メートル弱につけ「完璧。久々にいいアイアンショットが打てた」と喜んだ。

 今季はメジャーで一度も優勝争いに絡めなかったが、ショットのルーティンを替えるなど試行錯誤を続ける。9月のプレーオフシリーズまで試合は続くが「いいところも少なからずあった。これから連戦の中で、徐々に良くなっていけば」と前を向いた。

 ▼59位小平智 一言で言うと悔しさの残る4日間。フェアウエーに行かず、厳しかったが小技でカバーできたのは自信になった。今年は4つのメジャー全部戦った。来年は上に行けるように。(16番のダブルボギーが響き72)

 ▼65位池田 勇太 12番まではいい感じだったが、13番から不運が続いた。最低限の予選通過はできたが、運を引き寄せる力も必要だと思う。(一時は5アンダーも、13番から4ボギー、1ダブルボギー)

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2018年8月14日のニュース