アマ女王JK安田、2位死守予選突破 孤軍奮闘で4アンダー

[ 2018年7月28日 05:30 ]

女子ゴルフツアー大東建託いい部屋ネット・レディース   第2日 ( 2018年7月27日    山梨県 鳴沢GC=6685ヤード、パー72 )

<大東建託いい部屋ネットレディース2日目>9番、ティーショットを放つ安田祐香(撮影・沢田 明徳)
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 2位から出たアマチュアの安田祐香(滝川二高3年)がボギーなしの4アンダー、68で回り、通算10アンダーで首位から2差の2位で予選を突破した。安田と同じアマナショナルチームのメンバー、西村優菜(大商大高3年)もベストスコアの66で7位に浮上。第1ラウンド首位の黄(ファン)アルム(30=韓国)が67と伸ばし、通算12アンダーで首位を守った。

 外国勢が上位を独占する中、17歳の安田が孤軍奮闘だ。ボギーなしの4アンダー。2日連続で2位をキープし「1Wがフェアウエーに行ってくれて、自分の好きな距離、クラブで打てた」と好調の要因を挙げた。

 ピンチを乗り越えてリズムをつかんだ。インスタートの10番パー5。風の影響を受け2打目を池に落とした。4打目をグリーン手前のカラーにつけると、そこから直接入れてパーセーブ。前半は長いパットを入れてしのぐと、風が強くなった後半で4つスコアを伸ばした。予選を好位置でクリアし、「自信になる」とうなずいた。

 安田の活躍に刺激され、ナショナルチームの同僚、西村も66のベストスコアで7位に浮上。「黄金世代」の背中を追いかける新世代の存在が日増しに大きくなってきた。首位と2差で迎える週末。「スコアは伸ばせなくても成長したと感じたら次も良くなるはず。いい経験と考えてのびのびプレーしたい」と普段着のプレーを心掛けた。

 ▼1位黄アルム 2日間、いいリズム。まだ半分。天気も気になるけど、集中して臨みたい。(6バーディー1ボギーの67で首位守る)

 ▼63位イ・ボミ メンタルも強くなるように頑張りたい。(6戦ぶりに復帰も予選落ち)

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2018年7月28日のニュース