ロケッツのカペラが契約を延長 5年9000万ドルで残留

[ 2018年7月28日 14:15 ]

 NBAロケッツのセンターで5季目を迎えているスイス出身のセンター、クリント・カペラ(24)が5年、9000万ドル(約99億9000万円)で契約を延長していたことが明らかになった。スポーツ専門局のESPNが報じているもので、昨季13・9得点、10・8リバウンド、1・0ブロックショットをマークしてリーグ1位のフィールドゴール(FG)成功率(65・2%)を記録していたカペラのロケッツ残留が確定。ただしロケッツは契約下にある11選手の年俸総額が高騰しており、あと6枠を残して「ぜいたく税」が2140万ドル(約23億8000万円)に到達。サンダーからホークスにトレードされたあと解雇されると見られているカーメロ・アンソニー(34)の獲得にも動いているだけに、ロケッツの“事務処理”はかなり難しいものになりそうだ。

 2メートル8、109キロのカペラは2014年のドラフトで全体25番目に指名されてロケッツ入り。センターとしてはビッグサイズではないが、昨季は出場した全74試合で先発を務め、最も進歩した選手に与えられるMIPの投票では受賞したビクター・オラディーポ(26=ペイサーズ)に次いで2位だった。

 ロケッツは昨季、65勝17敗でリーグ最高勝率(・793)を収めたが、シーズンMVPに選出されたジェームズ・ハーデン(28)と、主力ガードのクリス・ポール(33)に加えてカペラの3人が出場した試合では実に42勝3敗。勝率は・933に達しており、ロケッツにとってカペラは外すことのできない重要な“ピース”となっていた。

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2018年7月28日のニュース