貴公俊、6連勝!幕下初V王手「全力で勝ちきりたい」

[ 2018年7月18日 14:53 ]

大相撲名古屋場所11日目 ( 2018年7月18日    ドルフィンズアリーナ )

<大相撲11日目>貴公俊は送り倒しで富栄(右)を下す(撮影・岩崎 哲也)
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 幕下の貴公俊(21=貴乃花部屋)が全勝Vに王手を懸けた。全勝対決となった富栄を下し幕下Vに王手。立ち合い当たっていなされそうになったが、よく見て突いていき、左を差して最後は左から投げる形で土俵に転がした。

 「どんな形でも攻めようと思っていました。思い通りに取れてよく体が動いています」

 6連勝は自身初。新十両で迎えた春場所の支度部屋で付け人に手を上げ、一場所の出場停止処分を受けた。今場所は2場所ぶりの本場所だが、相撲内容は好調をキープしている。

 残り1番。勝てば初の幕下Vも見えてくる。幕下の全勝は白鷹山と2人だけになった。「最終的に何番勝つか。その結果なので。思い切って攻める相撲を取りたい。全力で勝ちきりたい」

 師匠の貴乃花親方(元横綱)からは今場所、「“しっかり体を温めておけよ”と言われています」という。館内の声援も日に日に高まっており「(皆さんに)応援してもらっているので、結果を残すだけだと思います」と話していた。

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2018年7月18日のニュース