ラグビーNZ学生代表 関西ラグビー「第一蹴の地」下鴨神社でハカ披露

[ 2018年5月2日 15:18 ]

下鴨神社でハカを披露したラグビーニュージーランド学生代表
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 ラグビーのニュージーランド学生代表(NZU)が2日、京都・下鴨神社の楼門前で、先住民マオリの伝統的な民族舞踊であるハカ(ウオークライ)を参拝者に披露した。

 関係者によると世界文化遺産である下鴨神社で、このようなイベントが行われるのは初めて。ハカ披露の発案者で、ニュージーランド留学時代にNZUに選ばれた実績を持つ関西ラグビー協会の坂田好弘会長(75)は「下鴨神社でニュージーランドのハカが披露されるのは最初で最後かも知れない。歴史に残る。本当に嬉しい」と満面の笑みを浮かべた。

 境内にある糺(ただす)の森には、関西で初めてラグビーが行われた「第一蹴の地」を記念した石碑が建立されている。その横にある雑太社(さわたしゃ)は、昨年11月に奉祝祭が行われ、“ラグビーの神さま”として復興した。本殿参拝前にはNZUの選手たちがラグビー神社に絵馬を奉納。ニコラス・ウェラヒコ主将(27)は、きょう3日の関西学生代表戦(13時・西京極陸上競技場)に向け「全力を尽くしたパフォーマンスを見せたい」と意気込んだ。

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2018年5月2日のニュース