ウォリアーズのカリーが39日ぶりに戦列に復帰 28得点で連勝に貢献

[ 2018年5月2日 15:05 ]

復帰初戦で28得点を挙げたウォリアーズのカリー(AP)
Photo By AP

 NBA西地区全体2位のウォリアーズは1日、地元オークランドで6位ペリカンズと準決勝シリーズの第2戦を行い、121―116(前半58―55)で勝利を収めて2戦2勝。左膝を痛めて調整していたステフィン・カリー(30)が3月23日(対ホークス)以来、39日ぶりに戦列に復帰し、27分の出場で28得点をマークした。

 ベンチスタートとなったカリーは第1Qの7分40秒に2万人の地元ファンの大声援を浴びてコートに登場。その11秒後、すぐに3点シュートを決めて場内を沸かせた。

 この日はフィールドゴール(FG)を15本中8本、3点シュートを10本中5本成功。フリースロー(FT)は7本すべて成功させて復調ぶりをアピールした。ただしターンオーバーも6回記録。オールコートのプレスをかけられた大詰めでもパスミスを犯すなど、反省点と課題も残す試合となった。

 ケビン・デュラント(29)は29得点、6リバウンド、7アシスト、ドレイモンド・グリーン(28)は20得点、9リバウンド、12アシストを記録。FGを20本中16本外して10得点に終わったクレイ・トンプソン(28)だけが精彩を欠いたが、カリーの復帰でオフェンスはスムーズに機能していた。

 ペリカンズは1回戦(対トレイルブレイザーズ)では4戦全勝だったが、準決勝に入って連敗。アンソニー・デービス(25)は25得点、15リバウンド、3ブロック、ジュルー・ホリデー(27)は24得点、8リバウンド、8アシストを稼いだものの第4Qの中盤から点差は開いていった。

 13点差のビハインドとなった残り1分43秒から、連続7点などで4点差にまで詰めたが反撃もここまで。第4Qはデュラントのシュートを止められず、18得点を挙げたニコラ・ミロティッチ(27)は残り2分43秒に6反則目をコールされて退場となった。

 なおこのシリーズの第3戦と第4戦は、場所をペリカンズの本拠地ニューオーリンズに変えて4日(日本時間5日)と6日(同7日)に行われる。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=ウォリアーズ(47・3%)、ペリカンズ(45・7%)

 ▼3点シュート成功率=ウォリアーズ(32・5%)、ペリカンズ(35・1%)

 ▼FT成功率=ウォリアーズ(81・5%)、ペリカンズ(77・8%)

 ▼リバウンド=ウォリアーズ(49)、ペリカンズ(46)

 ▼アシスト=ウォリアーズ(36)、ペリカンズ(33)

 ▼ターンオーバー=ウォリアーズ(17)、ペリカンズ(14)

 ▼速攻ポイント=ウォリアーズ(24)、ペリカンズ(39)

 ▼ペイント内ポイント=ウォリアーズ(38)、ペリカンズ(66)

 ▼ベンチスコア=ウォリアーズ(44)、ペリカンズ(13)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=デュラント(ウォリアーズ=29)、デービス(ペリカンズ=25)

 ▼チーム最多リバウンド=グリーン(ウォリアーズ=9)、デービス(ペリカンズ=15)

 ▼チーム最多アシスト=グリーン(ウォリアーズ=12)、ロンド(ペリカンズ=12)

続きを表示

この記事のフォト

2018年5月2日のニュース