稀勢の里 一門の連合稽古出席も申し合いせず 春場所出場は8日までに判断

[ 2018年3月6日 14:06 ]

二所ノ関一門連合稽古で、高安に水を付けてもらう稀勢の里(左)
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 左大胸筋の負傷などで5場所連続休場中の横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)が6日、大阪府高石市の二所ノ関部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に出席した。申し合いはせず、四股、すり足など基本動作の確認に終始。5日の連合稽古は欠席しており、間近に迫った大相撲春場所(11日初日、エディオンアリーナ大阪)出場へ、調整不足が懸念される状態となった。

 稀勢の里は「なんとも言えない。しっかり体を作っていきたい。なかなか思うようにいかない部分もあるけど」と、もどかしさを見せた。

 師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は出場の可否について「あす、あさって考えたいと思います」と、8日までに判断を下す考えを示した。

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