ミケルソン 世界選手権S史上最年長制覇、POでトーマス下す

[ 2018年3月6日 05:30 ]

世界選手権シリーズ メキシコ選手権最終日 ( 2018年3月4日    メキシコ市 チャプルテペックGC=7345ヤード、パー71 )

メキシコ選手権最終日 史上最年長の47歳で世界選手権シリーズを制覇したミケルソン(AP)
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 最終ラウンドが行われ、66をマークした47歳のフィル・ミケルソン(米国)が通算16アンダー、268で並んだジャスティン・トーマス(24=米国)とのプレーオフを制した。米ツアーでは5季ぶりの通算43勝目。世界選手権シリーズでは史上最年長優勝となる。69で回った池田勇太(32=フリー)は通算イーブンパーで46位、小平智(28=Admiral)は4オーバーの54位、宮里優作(37=フリー)は9オーバーの60位だった。

 台頭する若手にミケルソンが待ったをかけた。2週連続優勝を狙ったJ・トーマスの年齢はおよそ半分の24歳。第3日にコース記録の62をマークし、10位で出た最終日の18番では第2打を直接入れてのイーグルと勢いづいていた。そんな後輩をプレーオフで退けた大ベテランは「年齢は感じない。体調は良いし、ゴルフは今までで一番と感じる部分もある」と厚い胸を張った。

 13年の全英オープンでメジャー5勝目を挙げたが、その後は「自分のスイングを立て直すのに必死だった。本当に苦しい時間だった」。しかし、今季は2月までに出た7戦で1桁順位に4度入り「近いうちに必ず勝てる」と公言していた。

 米ツアーは20代前半の活躍が目立つが「彼らと戦うことが大きな挑戦。この優勝が最後じゃない」と意気盛んだった。

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2018年3月6日のニュース