パラ五輪でメダル期待のアルペン勢が平昌入り 村岡旗手「気が引き締まる」

[ 2018年3月5日 20:45 ]

韓国・平昌の選手村に到着し、笑顔を見せるアルペン座位の村岡桃佳
Photo By 共同

 9日に開幕する平昌冬季パラリンピックでメダル量産が期待されるアルペンスキーの日本選手ら約30人が5日、日本を出発して平昌入りした。開会式で旗手を務める女子座位の村岡桃佳選手(早大)は「選手村に入ると気が引き締まる。いよいよ(大会が)来るという気がする」と目を輝かせた。バイアスロン勢も入村した。

 同日未明からの本格的な降雪で選手村がある平昌周辺は雪景色。選手団が到着した夕刻は、一気に冷え込みが厳しくなった。村岡選手は「思ったより寒くて、びっくり。コースの状況も気になる」と話した。男子座位のエース、森井大輝選手(トヨタ自動車)は「入ったばかりで実感がわかないが、すごく楽しみ」と開幕を心待ちにした。

 出発前の羽田空港では、男子座位のスーパー大回転で3連覇が懸かる狩野亮選手(マルハン)が「1レースずつベストを尽くすだけ。これから気持ちが高ぶってくると思う」と意気込んだ。

 日本選手団は6日に入村式を行う。金メダル獲得が期待される成田緑夢選手(近畿医療専門学校)らスノーボード勢は8日に現地入りを予定している。

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2018年3月5日のニュース