照ノ富士 出稽古で苦戦…「体の芯から力が入ってこない」

[ 2018年3月5日 05:30 ]

正代と稽古する照ノ富士(左)
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 元大関で十両の照ノ富士(26=伊勢ケ浜部屋)が4日、大相撲春場所(11日初日、エディオンアリーナ大阪)へ向け、時津風部屋に出稽古し、幕内・正代(26=時津風部屋)と相撲をとって、3勝12敗と苦しんだ。「体の芯から力が入ってこない。糖尿病で一回、筋肉が落ちているから。そこから戻っていない」

 両膝に古傷をかかえる上に、初場所中に糖尿病が判明し途中休場。11日目から再出場したが連敗し、2場所連続で白星なしに終わった。元大関が十両で相撲をとるのは照ノ富士で3人目。それでも「何カ月かすれば力が戻る。一生懸命やるだけ」と前を向く。先を見据え、負けることを恐れず土俵に上がる覚悟だ。

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2018年3月5日のニュース