堀島W杯3連勝 キングズベリー撃破!デュアルもV

[ 2018年3月5日 05:30 ]

フリースタイルスキー モーグルW杯秋田たざわ湖大会 ( 2018年3月4日    秋田県仙北市たざわ湖スキー場 )

W杯3連勝!優勝した堀島の美しいエア
Photo By 共同

 2人同時に滑るデュアルモーグルが行われ、男子は平昌五輪代表の堀島行真(20=中京大)が優勝した。決勝ではW杯通算48勝のミカエル・キングズベリー(25=カナダ)を抑え、前日のモーグルに続いて連勝。11位に終わった平昌五輪を挟んでW杯3連勝を飾った。同五輪モーグル銅メダルの原大智(21=日大)は右太腿痛で棄権した。

 誰よりも早くゴールラインを駆け抜けた。「デュアルはスピードが命。限界に挑んだ」と堀島は予選から常に相手に先着し、決勝でもキングズベリーに先んじてゴールした。

 非五輪種目のデュアルはスピードだけでなくエアやターンも採点対象となるが、決勝では全項目でキングズベリーを上回った。「みんな五輪が終わって気持ちが切れている状態なので」と連勝については冷静だが、この日が最後のW杯だった先輩、遠藤と西への惜別の勝利にもなった。「これからは僕らがバトンをつないでいけるかどうか」。4年後に向けた再出発の大会で、日本のエースとしての実力と自覚を示した。

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