19歳の阿部が初の世界代表 近藤らリオ五輪代表組も

[ 2017年4月2日 20:35 ]

 全日本柔道連盟は2日、男女の最重量級を除く世界選手権(8〜9月・ブダペスト)の代表12人を発表し、男子66キロ級で19歳の阿部一二三(日体大)、リオデジャネイロ五輪女子48キロ級3位の近藤亜美(三井住友海上)らが選ばれた。

 男子で90キロ級はリオ五輪王者のベイカー茉秋(日本中央競馬会)を第1候補としたが、右肩を負傷中。医師の診断結果を見て最終判断する。81キロ級の永瀬貴規(旭化成)、60キロ級の高藤直寿(パーク24)のリオ五輪銅メダリストも名を連ねた。女子63キロ級は成績不振のため、日本女子では初めて派遣を見送った。

 女子78キロ超級は16日の全日本女子選手権、男子100キロ超級は29日の全日本選手権後に代表を決める。男女とも各階級2人を上限に、計9人ずつを派遣できる。

 代表は次の通り。

 【男子】60キロ級 高藤、永山竜樹(東海大)▽66キロ級 阿部▽73キロ級 橋本壮市(パーク24)▽81キロ級 永瀬▽100キロ級 ウルフ・アロン(東海大)

 【女子】48キロ級 近藤▽52キロ級 角田夏実(了徳寺学園職)▽57キロ級 芳田司(コマツ)▽70キロ級 新井千鶴(三井住友海上)▽78キロ級 佐藤瑠香(コマツ)梅木真美(ALSOK)

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2017年4月2日のニュース