真央も真凜も!代表争い激化 頭一つ抜けた宮原を追う

[ 2017年4月2日 05:45 ]

フィギュアスケート世界選手権

浅田真央
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 日本女子は3大会保持した五輪出場3枠を手にできなかった。エース宮原知子の欠場で当初から苦戦は予想されていたが、日本連盟の小林芳子強化部長は「ちょっと世界についていけていない。宮原さんのケアもできなかった」と反省の弁を述べた。

 今後は2枠を巡る激しい争いが始まる。実力的に頭一つ抜けている宮原を三原、樋口らが追う。来季からシニアに上がるジュニア勢への期待も大きい。世界ジュニアで2位になった本田真凜の合計201.61点は、宮原に次いで今季の日本女子2番目。同3位の坂本花織も実力がある。今季左膝のケガの影響で不振だった浅田真央も体調が戻れば十分戦える。

 小林部長は「今まで以上にし烈になる。かえっていい選手が出てきてくれればいい」と競争が強い選手を生むことを期待した。代表選考基準は6月の理事会で決まる予定だ。

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2017年4月2日のニュース