小野塚 直談判実った!新潟にトレセン 開館式出席し感慨

[ 2017年4月2日 05:30 ]

南魚沼トレーニングセンターの開館式に出席した小野塚彩那
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 フリースタイルスキー・ハーフパイプ女子で世界選手権を制した小野塚彩那(29=石打丸山ク)が1日、新潟県南魚沼市で行われた南魚沼市トレーニングセンターの改修開館式に出席した。

 同施設は既存の体育館を2650万円かけて改修し、トランポリンやボルダリングウオールなどを設置したもの。改修のきっかけは、市外にしか練習施設がないことを不便に思っていた小野塚の直談判だった。アルペンからハーフパイプに転向した11年、当時の井口一郎市長を訪問。企画書を携えてアポなしで市役所を訪ね、どうにか面会がかなったという。その後は改修にあたっての助言を惜しまず、競技面でもソチ五輪銅メダルなど結果を残してきた。「今思えば凄く失礼なことをしたと思う。でも、結果として皆さんの役に立てる施設ができてうれしい」と感慨深げだった。

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2017年4月2日のニュース