鳴戸親方が土俵開き「私を超える弟子を育てたい」

[ 2017年4月2日 05:30 ]

部屋の看板前で弟子たちと手を合わす鳴戸親方(左から2人目)
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 大相撲の佐渡ケ嶽部屋から独立し、欧州出身初の師匠となった鳴戸親方(元大関・琴欧洲)が東京都墨田区で土俵開きを行い、「私を超える弟子を育てたい。自分でまわし締めて明日から指導しようと思います」と横綱育成へ意欲を見せた。現在の弟子は3人。まだ仮住まいだが、2年後をメドに同区内に新たな部屋を建てる予定だ。

 門出には関係者100人が出席。佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)は「先代も喜んでいる。天国で」と感慨深い様子で、関脇・琴奨菊も稽古の協力を約束した。親方と同じブルガリア出身で、5月の夏場所の新弟子検査を受検するベンチスラフ・カツァロフ(20)は、母国のレスリング・ジュニア王者。極真空手でも体を鍛えており、1メートル95、133キロの恵まれた体つきで「私のドリームはヨコヅナ」と瞳を輝かせた。

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2017年4月2日のニュース