藍巻き返した暫定45位「パット決められて良かった」

[ 2017年4月2日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ANAインスピレーション第2日 ( 2017年3月31日    米カリフォルニア州ランチョミラージュ ミッションヒルズCC=6769ヤード、パー72 )

第2ラウンド、6番でラインを読む宮里藍
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 第1ラウンドの残りから再開され、日没のため出場107人の半数以上が第2ラウンドを終えられなかった。野村敏京(24=フリー)は9ホールを残し通算2アンダーで暫定25位。14ホールを回った横峯さくら(31=エプソン)は1アンダーで36位、8ホールを終えた宮里藍(31=サントリー)はイーブンパーの45位。通算7アンダー、137のスサン・ペテルセン(35=ノルウェー)が暫定首位で、日本ツアー賞金女王のイ・ボミ(28=韓国)は36位となった。

 宮里藍が予選通過へ向けて意地の巻き返しを見せた。78位から臨んだ第2ラウンドは8番を終えてボギーなしの2バーディー。イーブンパーに戻し「引き続きショットが良かったのでチャンスが多かった。その中でパットを決められたので良かった」と笑みを浮かべた。

 順延の影響でスタートは遅い午後。グリーンは乾いて硬くなっていたが、好調のショットに大きな影響はなかった。2番(パー5)で花道からの3打目を1メートルに寄せ、4番(パー4)は第2打をピン上1・5メートルにつけた。不調だったパットも「今はメンタルで凄く左右される」と自覚し、丁寧さを心掛けた。

 出場13度目となる31歳のベテランは「体力的に、残りをしっかりと頑張れると思う」と、力強く決勝ラウンドをにらんだ。

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2017年4月2日のニュース