サンダー快勝、ここ6戦5勝 ウエストブルック今季35回目のトリプルダブル

[ 2017年3月23日 16:09 ]

76ers戦で今季35回目のトリプルダブルを達成したサンダーのウエストブルック
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 NBAは22日に各地で8試合を行い、西地区全体6位のサンダーは地元オクラホマシティーで76ersを122―97(前半63―50)で下して41勝30敗。ここ6戦で5勝目を飾った。

 ラッセル・ウエストブルック(28歳)は18得点、11リバウンド、14アシストで今季35回目のトリプルダブルを達成。放ったフィールドゴールは今季自己最少の6本だったがこれをすべて成功させ、あとはパスさばきとリバウンドに専念したような試合内容だった。76ers戦で3部門に2ケタの数字を残したのは全チーム中最多の5回目。残り11試合でトリプルダブルを6回達成すると、1961年シーズンにオスカー・ロバートソン(ロイヤルズ)がマークしたリーグ最多記録(41回)に肩を並べる。

 敗れた76ersは26勝45敗。新人王の最有力候補、フォワードのダリオ・サリッチ(22歳)は12得点を記録した。

 東地区全体1位のキャバリアーズは敵地デンバーでナゲッツに113―126(前半59―73)で敗れて46勝24敗。カイリー・アービング(24歳)が33得点、レブロン・ジェームズ(32歳)は18得点を稼いだが勝機は築けず、この日ペイサーズに勝ってプレーオフ進出を決めた同2位セルティクスとのゲーム差は1となった。

 西地区全体8位のナゲッツは34勝37敗。ウィル・バートン(26歳)が20得点、5試合ぶりに戦列に復帰したウィルソン・チャンドラー(29歳)が18得点をマークし、同9位トレイルブレイザーズに1・5ゲーム差をつけた。

 バックスは敵地サクラメントでキングスを116―98(前半69―50)で退けて連勝で36勝35敗。ヤニス・アデトクンボ(22歳)が32得点と13リバウンドを稼いで勝利に貢献し、ここ12戦で10勝目を挙げた。

 バックスはペイサーズと同率(36勝35敗)ながら直接対戦では今季3戦3勝。東地区全体で7位から6位に順位を上げた。

 <その他の結果>

ホーネッツ109―102マジック、セルティクス109―100、ブルズ117―95ピストンズ、ウィザーズ104―100ホークス、ジャズ108―101ニックス

 <東地区全体順位>

(1)*キャバリアーズ(46勝24敗)(2)*セルティクス(46勝26敗)(3)ウィザーズ(43勝28敗)(4)ラプターズ(42勝29敗)(5)ホークス(37勝34敗)(6)バックス(36勝35敗)(7)ペイサーズ(36勝35敗)(8)ヒート(35勝36敗)(9)ブルズ(34勝38敗)(10)ピストンズ(34勝38敗)(11)ホーネッツ(32勝39敗)(12)ニックス(27勝44敗)(13)76ers(26勝45敗)(14)マジック(26勝46敗)(15)ネッツ(14勝56敗)

 <西地区全体順位>

(1)*ウォリアーズ(57勝14敗)(2)*スパーズ(54勝16敗)(3)*ロケッツ(49勝22敗)(4)ジャズ(44勝28敗)(5)クリッパーズ(43勝29敗)(6)サンダー(41勝30敗)(7)グリズリーズ(40勝31敗)(8)ナゲッツ(34勝37敗)(9)トレイルブレイザーズ(32勝38敗)(10)マーベリクス(30勝40敗)(11)ペリカンズ(30勝41敗)(12)ティンバーウルブス(28勝42敗)(13)キングス(27勝44敗)(14)サンズ(22勝49敗)(15)レイカーズ(20勝51敗)

 *はプレーオフ進出が確定。ポストシーズンに参加できるのは両地区上位8チーム。

<24日のテレビ放送>

ヒート ― ラプターズ

WOWOWライブ 8時30分〜

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