宇良“アクロバット寄り”幕内初連勝　ＷＢＣ好投の先輩から刺激

大相撲春場所１１日目 （ 2017年3月22日    エディオンアリーナ大阪 ）

＜大相撲春場所１１日目＞宇良は寄り切りで旭秀鵬（左）を破り６勝目を挙げる
Photo By スポニチ

　新入幕の宇良が旭秀鵬を寄り切り、６勝５敗で初めて白星が先行した。立ち合いで右足狙いの足取り。そこから流れで右を差し、低い姿勢で潜り込む。土俵際に追い詰めると自分の背中で相手を押すような“アクロバット寄り”。

　久々に業師ぶりを発揮し、「落ちそうになったけど良かったです」と幕内初の連勝を喜んだ。野球のＷＢＣの話題となり、京都・鳥羽高の先輩、侍ジャパンの平野（オリックス）が米国に敗れた中で好投したことを聞き、「それは見たかったです」と話した。