全国小学生大会 ともに3差つけ男子・黒田、女子・安井が優勝

[ 2017年3月23日 05:30 ]

<第10回全国小学生ゴルフ春季大会>桜をバックにトロフィーを手に笑顔でポーズをとる男子の部優勝の黒田(左)と女子の部優勝の安井
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 スポニチ主催平成28年度第10回全国小学生ゴルフ春季大会は22日、千葉県印西市の習志野カントリークラブ キング・クイーンコース(5930ヤード、パー72)で行われ、男子は前半34とスコアを伸ばした黒田裕稀(兵庫・八条6年)が後半も37とまとめ、2位に3打差をつける1アンダーの71、女子は37、36と安定した安井愛(大阪・南松尾6年)が1オーバー73、2位に3打差をつけて共に優勝を果たした。

 <男子>「1W以外はウッドもアイアンも良かった」という黒田が前半3バーディーを奪って抜け出し、そのまま逃げ切った。11日の関西大会では1打差で連覇を逃したが、日本一でその悔しさを晴らした。3歳ごろから遊びでクラブを手にし、小学1年から大会にも挑戦。今年2月には米国での世界ジュニアにも出場している。毎日の練習の合間には英語の塾に通っている。「海外の試合に行っても困らないように」。憧れの選手は松山英樹、夢はメジャー優勝だ。

 <女子>2バーディー、3ボギーの73で優勝した安井は「イーブンで回れなかったのは残念ですが、アイアンが悪くてもアプローチとパターが良かったのでまとまりました」と喜んだ。8歳でゴルフを始め、5年生から試合に出場。平日は練習場などに通い、週末はラウンド中心とゴルフ漬けの毎日を送るが「疲れもしないし、遊んでいるよりゴルフの方が楽しい」という。小学生日本一を手に4月からは中学生。「高校生も出る大会に出て予選通過、そして大きな大会で優勝したい」というのが目標だ。

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2017年3月23日のニュース