キャバリアーズ 40シーズンぶりに開幕10戦で9勝

[ 2016年11月16日 18:18 ]

 NBAは15日に各地で5試合を行い、キャバリアーズは地元クリーブランド(オハイオ州)で東地区の覇権を争うライバルのラプターズを121―117(前半61―57)で退けて9勝1敗。レブロン・ジェームズ(31歳)が28得点、9リバウンド、14アシストをマークし、40シーズンぶりに開幕10戦で9勝を記録した。

 試合は苦戦。しかし114―115で迎えた残り59秒、この日21得点を挙げたチャニング・フライ(33歳)の3点プレーで再び試合をひっくり返した。

 カイリー・アービング(24歳)は24得点、ケビン・ラブ(28歳)は19得点と13リバウンド、トリスタン・トンプソン(25歳)は15得点と11リバウンドをマーク。シューティングガードのJ・R・スミス(31歳)は足首の故障で欠場したが、主力が奮闘してホームでの成績を6勝1敗とした。

 ラプターズは7勝3敗。第4Qの5分で追いつき、6分53秒には107―101と6点をリードしたが敗れた。カイル・ラウリー(30歳)が28得点と9アシスト、デマー・デローザン(27歳)も26得点を稼いだが、最後はキャバリアーズの地力に屈した形。得点部門1位(33・2)のデローザンが30得点未満に終わったのは今季2回目で、このカードは今季2戦2敗となった。

 ホークスは敵地マイアミ(フロリダ州)でヒートに93ー90(前半49―43)で競り勝って5連勝で8勝2敗。ドイツ出身のポイントガード、デニス・シュルーダー(23歳)が18得点、ポール・ミルサップ(31歳)とティム・ハーダウェイJR(24歳)がそれぞれ15得点をマークした。

 ヒートは6連敗で2勝8敗。センターのハッサン・ホワイトサイド(27歳)が19得点と今季リーグ最多の25リバウンドを稼いで奮闘したがあと一歩およばなかった。ここ4試合中3試合は4点差以下のスコアで、接戦でのもろさを露呈している。

 ブルズは敵地ポートランド(オレゴン州)でトレイルブレイザーズに113―88(前半56―37)で快勝し、3連勝で7勝4敗。ジミー・バトラー(27歳)が27得点、12リバウンド、ドウェイン・ウェイド(34歳)が19得点をマークするなど先発5人が2ケタ得点を記録して勝利を収めた。

 トレイルブレイザーズは3連勝を逃して7勝5敗。ダミアン・リラード(26歳)は放った22本のフィールドゴールのうち15本を失敗して19得点に終わった。

 ホーネッツは敵地ミネアポリス(ミネソタ州)でティンバーウルブスに115―108(前半46―58)で勝って7勝3敗。ポイントガードのケンバ・ウォーカー(26歳)が30得点、ベンチから出たフォワードのフランク・カミンスキー3(23歳)が3本の3点シュートなどで20得点を稼いでオフェンスのリズムを作った。

 ティンバーウルブスは3勝7敗。アンドリュー・ウィギンス(21歳)は42分出場して29得点をマークしたが、ベンチスコアでは19―43と圧倒された。

 レイカーズは地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)でネッツを125―118(前半56―51)で下して7勝5敗。貯金「2」は2013年4月以来で、ホームでは今季5戦4勝となった。ディアンジェロ・ラッセル(20歳)が3点シュートを13本中7本成功させて32得点を稼げば、ジュリアス・ランドル(21歳)は17得点、14リバウンド、10アシストで自身2度目のトリプルダブルを達成。ルーク・ウォルトン新監督(36歳)の下、昨季17勝65敗に終わったチームは見違えるような成績を序盤で残している。

 ネッツは4勝7敗。センターのブルック・ロペス(28歳)が30得点と10リバウンドを記録したが、チームはここ4戦で3敗目を喫した。

<17日のテレビ中継>ペイサーズ―キャバリアーズ WOWOWライブ 9時00~

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2016年11月16日のニュース