佳純、中国スーパーL「行きたい」4年前は合意も尖閣問題で断念

[ 2016年11月16日 05:30 ]

ファンからもらった似顔絵入りのキーホルダーを手にする石川佳純

 卓球の石川佳純(23=全農)が来季の中国スーパーリーグ参戦に意欲を見せた。今季は平野美宇(エリートアカデミー)が挑んでいるが、オファーがあった石川は休養などを優先して見送った。

 4年前にも契約に合意していたが、尖閣問題で反日デモなどが起こって断念した経緯もある。世界最高峰のリーグにはまだ一度も足を踏み入れていないだけに「いい鍛錬になる。世界一のリーグなので来年はぜひ行きたい」と語った。

 この日はリオデジャネイロ五輪後初の国際大会となるプロツアーのスウェーデン・オープン(15~20日、ストックホルム)出場のため、成田空港を出発。「いつまでも(個人でメダルを獲れなかった)リオの悔しい気持ちにとらわれていても仕方がない。プレーも型にはまりすぎず、新しいことに挑戦したい」と心を新たにしていた。

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2016年11月16日のニュース