沙羅“64メートル差”ぶっちぎりV あとは「飛型点」

[ 2016年11月7日 05:30 ]

ノルディックスキー・ジャンプNBC杯ジャンプ大会 ( 2016年11月6日    長野県白馬村 )

SBC杯で優勝した高梨沙羅(中央)と2位の伊藤有希(左)、3位の勢藤優花(右)

 ノルディックスキー・ジャンプ女子のSBC杯は6日、長野県白馬村(HS131メートル、K点120メートル)で行われ、高梨沙羅(20=クラレ)が2位に飛距離換算64メートルの大差をつけてぶっちぎりの優勝を飾った。130メートル、125・5メートルの255・1点で、2位の伊藤有希(22=土屋ホーム)を115・5点も引き離した。

 唯一残った課題は飛型点。「風がぐんぐん変わって空中でスキーを保てなかった」とテレマーク姿勢が十分に入らず、飛型点はほとんどが17点台にとどまった。今季のW杯からは女子もテレマークの有無が男子並みに厳格化される予定。「片足でバランスを取る練習だったり、どんなに空中が乱れてもテレマークを入れられるように陸上トレーニングをしていきたい」と圧勝にも課題に目を向けた。

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2016年11月7日のニュース