川崎圧勝 栗原活躍!3P5発決めた「記憶に残るバースデーゲーム」

[ 2016年11月7日 05:30 ]

Bリーグ第7節第2日 ( 2016年11月6日 )

<Bリーグ 横浜・川崎>第2クォーター、川崎・栗原が3Pシュートを連発(c)B.LEAGUE

 旧NBLの昨季王者・川崎が、栗原貴宏(29)らの活躍で横浜に95―59で圧勝。3連勝で11勝3敗とし、中地区首位をキープした。前日は2点差で横浜を下したが、この日は3点シュートを立て続けに決め36点差をつけた。東地区のA東京は秋田に86―55で大勝し、11勝2敗。栃木は北海道に92―67で逆転勝ちし、12勝2敗で首位を守った。西地区では三河が滋賀に86―73で勝ち、10勝4敗で首位に立った。

 主力を温存しても川崎は強かった。スパングラーの序盤のダンクシュート2発で勢いに乗ると、前半だけで35点の大量リード。第2Qは失点を6点に抑える鉄壁ぶりで、後半は控え組が点差を守った。「今日は何もすることがなかった」と北ヘッドコーチ。反撃を許さなかった守備も評価した。

 24本中16本の3点シュートを決めた川崎は豊富な運動量と速いパス回しで、確実な位置からゴールを狙った。指揮官も「驚異的」という66・7%の成功率で相手の戦意を喪失させた。3点シュートをチーム最多の5本決めた栗原は、この日が29歳の誕生日。「こんな記憶に残るバースデーゲームは初めて。いいきっかけになれば」と笑った。

 普段はプールの会場がコートに変身。“神奈川ダービー”にはファン3687人が集まり、ハーフタイムはアイドルグループのSKE48がパフォーマンスで盛り上げた。3点シュート4本を決めて横浜のスタンドを静かにさせた日本代表の辻は「ブーイングもあるけれど、黙らせるのも僕らの仕事」と涼しげだった。

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2016年11月7日のニュース