比嘉 3年ぶりVへ70 強風大好き2位浮上「自信戻った」

[ 2016年8月27日 05:30 ]

ニトリ女子ゴルフ第2日、2番でティーショットを放つ比嘉真美子

女子ゴルフツアー ニトリ・レディース第2日

(8月26日 北海道小樽市 小樽カントリー倶楽部=6494ヤード、パー72)
 9位から出た比嘉真美子(22=ジブラルタ生命保険)が、強風の中、5バーディー、3ボギーの70で回り、2位に浮上した。68で回った鈴木愛(22=Salesforce)が通算7アンダーで首位。前日トップの表純子(42=中部衛生検査センター)は75と崩れ、通算1アンダーの10位に後退した。

 雨、風ともに強かった午前中、9位から出た比嘉が70で回り、2位に浮上した。沖縄県出身で「ジュニアの時から強風の中でやっていた。風の読みが良く、計算できた」と胸を張った。

 インからスタートし、12番で5メートルのバーディーパットを決めたものの13、16番をボギーとし前半は37。しかし後半は2つのパー5でともに伸ばすなど、4バーディー(1ボギー)と盛り返した。

 2012年、18歳でプロテストに合格。翌13年にはいきなり2勝して脚光を浴びた。ところが15年には極度のスランプに陥り、シード権も喪失。技術面より「不安やストレスを少なくしていくのが一番の課題だった」と精神面を原因に挙げた。

 ここ1カ月は、全盛期と比べると「50%」ながら「自信も戻り、思い切って振れるようになった」という。再起してのツアー3勝目に挑む。

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2016年8月27日のニュース