日比野初戦突破ならず 一夜越しの一戦、あと2ポイントで…

[ 2016年6月30日 05:30 ]

女子シングルス1回戦 アンドレア・ペトコビッチに敗れ、肩を落とす日比野菜緒

ウィンブルドン選手権 第3日 日比野6―3、5―7、2―6ペトコビッチ

(6月29日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 28日の第2日から雨天順延となっていた女子シングルス1回戦で、世界ランキング70位の日比野菜緒(21=フリー)は第32シードのアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)に6―3、5―7、2―6で敗れ、初戦突破はならなかった。初出場初勝利まで、あと2ポイントに迫る場面もあった日比野だが、惜しくもシード選手撃破はならなかった。

 日比野はウィンブルドン初勝利まであと2ポイントまで迫りながら、2日がかりの一戦を落とした。28日の第1セットを6―3で先取すると、第2セットも5―4とリードの第10ゲームで15―40からジュースとしたが、結局ブレークできずにこのセットを落とした。第3セットの第7ゲーム途中から再開した29日は、わずか5分で敗戦が決定。「第2セットの終わりから相手のミスがなくなり、何をすればいいか分からなくなった」と振り返ったが、「技術はトップ10より下とは差がないと感じた」と自信も得た様子だった。

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2016年6月30日のニュース