白鵬 余裕の始動「久々の稽古のわりに気持ち良かった」

[ 2016年6月30日 05:30 ]

小学生に胸を出す白鵬

 大相撲名古屋場所(7月10日初日、愛知県体育館)で38度目Vと残り13勝の通算1000勝を狙う横綱・白鵬が名古屋市の宮城野部屋で始動した。十両・石浦らと早速20番相撲を取るなど約2時間の調整。わんぱく相撲名古屋大会小学4年の部覇者の加藤哀翔くんに胸を出す余裕もあり「久々の稽古のわりに気持ち良かった」と充実の表情だ。

 先場所の全勝Vは「過去の栄光」と既に前だけを見ており、最近もユーチューブで初代貴ノ花の映像を見て感銘を受けるなど探求心も衰え知らず。自ら公表はしていないが、熊本地震の際に実は水1トン、カップ麺1000ケースを被災地に送り届けていたことがSNS上で判明した横綱は「喜びの声をもらうと力になる」と答えていた。

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2016年6月30日のニュース