JGTO制裁解除、松山に説明へ 特例は“否定”

[ 2016年6月30日 08:07 ]

松山英樹

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長は長嶋茂雄招待セガサミー・カップのプロアマ戦が行われた北海道のザ・ノースカントリーで松山英樹(24=LEXUS)に対する制裁問題に触れ、今週中にも松山本人に文書で説明することを明らかにした。

 松山は14年に複数年シード選手に課された年間5試合の出場義務試合を満たさず制裁を受け、15年以降は日本ツアーのメンバー登録をしていない。JGTOは27日の理事会で松山の制裁解除を決定。義務試合の規定も撤廃に向けて調整する方針を示した。しかし松山は「特例で僕だけ(解除は)変な話」と規定を撤廃しないならメンバー登録しない意向を示した。

 青木会長は「特例ではない。来季が始まるまでに(規定を)撤廃できるように調整していく」と話し、松山はペナルティーを受けていたため、他の選手よりも前倒しで対応したことを強調した。

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2016年6月30日のニュース