フィギュア、平昌五輪後に出来栄え点の幅拡大 7段階→11段階

[ 2016年6月11日 01:03 ]

 国際スケート連盟(ISU)は10日、4回転ジャンプの普及など技術レベルが急激に向上しているフィギュアスケートで、各選手の得点の差の明確化を図るため、採点の際に各技につける出来栄え点の幅をこれまでの7段階から11段階へ拡大することになったと発表した。

 運用は2018年平昌冬季五輪後のシーズンからとなる。10日までクロアチアのドブロブニクで開かれた総会で決まった。

 近年はジャンプで出来栄え点の上限3点が出るケースが多くなっていた。15~16年シーズンでは、男子の羽生結弦(ANA)が大技の4回転ジャンプを1試合で5度跳んで世界歴代最高得点の330・43点をマークするなどトップ選手の得点が上昇傾向となっている。(共同)

続きを表示

2016年6月11日のニュース