桐生が優勝 日本人初9秒台はならず 準決勝で日本歴代2位タイ記録

[ 2016年6月11日 18:08 ]

<日本学生陸上競技個人選手権>男子100メートル決勝を制し笑顔を見せる桐生

 陸上の日本学生個人選手権は11日、神奈川県のShonan BMWスタジアム平塚で第2日の競技が行われ、男子100メートル決勝で桐生祥秀(東洋大)が10秒10をマークし優勝した。

 予選で10秒17の大会新記録をマークした桐生は、準決勝で日本歴代2位タイで京都・洛南高時代に記録した自己ベストに並ぶ10秒01をマークし、決勝に駒を進めていた。

 準決勝では追い風1・8メートルの好条件だったが、決勝は向かい風0・3メートル。日本陸連の伊東浩司男子短距離部長が98年に出した10秒00の日本記録の更新と、日本人初の9秒台はならなかったが、見事に優勝を果たした。

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